20250728所感

しょうもないことを論述する。

「潮吹きとなんぞや」という事柄について、である。

私が「潮吹き」という言葉に初めて接したのは、小学4年生のときである。どこで入手したのかさっぱり覚えていない、もしかしたら父親が購入したものを倉庫で見つけたものだったかもしれないが、エロいグラビアやAV紹介などを掲載したエロい雑誌があって、その袋とじページに「潮吹き現象を激撮!」という特集が組まれていたのである。私はそこで「女性はオーガズムに達するとき、性的快楽を得た状態でのみ分泌される体液を含んだ尿が、放尿時とは異なる筋肉の痙攣により、放尿時とは異なる放出量および噴出状態を帯びて尿が放出される現象のことを「潮吹き」と呼称することを学んだのである。オーラルセックスによって昂った女性が体をよじらせ、必死になって我慢して、遂には耐え切れず、上半身を後方に思いっきり反らし、腰を上げ、ガクガクと腰を震わせ絶頂に達しながら、粒状となった潮を吹き散らすさまは非常に美しく、精通前におぼえたオナニーのオカズとしては上等すぎるものであった。

故に、私にとって潮吹きの定義とは、快楽によって不用意に漏れ出た尿は潮吹きにあらず!であって、涼宮ハルヒ的に言えば「ただのおしっこには興味ありません。この中に、ホースの口を押えながら手を振って散水したときのような、水の粒を撒き散らかす形状で、オーガズムに達しながら意図せず放尿できる女性器がいれば私のところに来なさい!以上!」である。

AV作品でいくつか、その定義に合致しそうな女優さんをみたことがある。だが、いずれもモザイク越しで、もしかしたら男優さんの指が尿道口に触れ、単に不自然な放尿を演出していただけのものかもしれない。それに残念なのが「音」が明瞭ではない点である。明らかに放尿である状態はノーカウントである訳だが、そもそも放尿のサウンドが聞こえてこない。そもそも放尿は音が聞こえないのであろうか。だが勢いよく放出すればサウンドは必ず表現されるものではないのか。結局AVでは結論が見いだせない時代が長く続いたことは私にとって大変なロスタイムであった、と同時に新しい突破口を見出した経験値ともなった。

それが「実演オナニー音声作品」である。声と映像で楽しむAVとは異なり、サウンドに特化した作品。音だけがその世界を形作る。音だけがすべてを表現してくれる世界なのだ。初めて聴いた実演オナニーは羽丘蛍さんだ。見事な可愛い喘ぎ声と濡れた陰部を弄っているクチュクチュとしたサウンド。そしてお風呂でおしっこする様子まで収録されており、そこでようやく「放尿音とはなんぞや」に対する一つの答えを見出すことに成功したのであった。つまり、そこで得た知見は「放尿音とは尿道口から放出されたときに発出する音ではなく、放出した尿が風呂の床なりトイレの便器に到達し、衝突した際の音である、ということである。いまとなっては「仮説であった」という領域の見解であり、夏目ミカコさんと出会うまでの、私の中での定説であったものである。

すなわち、私はミカコさんの素晴らしいオナニー音声によって「潮吹き」の定義を根本から変更することを要求されたのである。

ミカコさんが辛抱しきれずに絶頂へと達した瞬間に生まれる0.3秒の空白ののちの「ピュ゛ゥー!!」という放出音にすっかり魅了された私は、遂におしっこの放出音そのものを観測し、また放出した尿がいずれかの場所に落下した際の衝撃音が放出音とは別に存在していることを突き止めてしまったのである。そしてそれは明らかに「おもらし」とは異なる勢いをもって尿道口から放出していることが耳をすませば感じ取ることのできるものであると確証に至ったのである。故に「潮吹き」とは放出の形状如何問わず、昂った快楽が至上のものへと昇華し、オーガズムへと達した際に無意識下に勢いよく放出される、女性器の分泌液を含んだ尿である、と結論付けることに私は心の底から同意したのである。

月曜の午前1時に論じるべき内容でないことは重々承知である。だが、夏ミカん文庫の第12作品目がオナニー実演作品であることを知り、興奮せずにはいられないというものであって、しかもミカコキスト仲間であるカヲ琉さんがパッケージイラストを担当するだなんて、嬉しくてうれしくて仕方ないのである。てか、メッチャえろいイラスト描けるんじゃん!すごいじゃん!ミカコキスト仲間として誇らしすぎるんよ!

ミカコさんにはシナリオ作品を通じて演じることの楽しみや喜びを感じながら声優としてもっともっと成長してほしい気持ちがものすごくある。その一方で、デビュー作品が実演オナニー作品であり、新しい実演作品に出演されるたびにその精度確度が非常に向上しており、音声表現の可能性を常に高めていることは本当に嬉しい限りである。音声で表現することへの挑戦はミカコさんの声がもたらす無限の可能性を提示している。私はこれからももっともっとミカコさんの新しい表現を知りたい。だからこそこれだけ必死になって応援しているということは少なくともこの駄文を読んでくださっている人には届いてほしいと願うばかりである。

あぁどうしよう。こんな深夜に出ちゃいけない物質が脳内に行きわたっていそうで危険である。とりあえずサンプルボイスで抜いとくか。


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高橋キノエネのーと

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